怪文書
悪意
他人を憎み、害を加えようとする気持ち。わるぎ。(デジタル大辞泉、小学館)
先日、私がYoutubeで投稿した動画に悪意のこもったコメントが投稿された。そのコメントは、ソーシャルゲームの期間限定イベントの攻略法をまとめた動画へ向けられていた。イベントは1ヶ月半以上前に終了しており、動画概要欄にもその旨を追記していた。そもそもそのゲームをやっている人であれば、とっくに終了したイベントだと分かったはずである。しかし、悪意のこもったコメントは投稿されていた。
そのコメントはこのような内容であった。
『イベント終わる前から全部(攻略法)分かってた』
………
…
知らねーーーーーーよ!!!!!!!!!!!!!わざわざそんなコメントしてくんなよ!!そもそも攻略法分かってるんだったら見にくるんじゃねーよ!!!!!!!!!!!!!
と思ったが、ここであることに気がついた。コメント主のアイコンに見覚えがあったのだ。このコメント主は、以前も同じ動画にほぼ同じ内容のコメントをしていたのである。それより前には、同ゲームのガチャ動画(○○連ガチャ)に対して
『自分は一回でレアなやつ出ました』
というこの世で一番しょうもないコメントをしていたのであった。
しかし、とても残念なことに私はこの自慢コメントに反応してしまっていた。実は私も単発でレアなやつを引いており、そのことを返信していたのだった。このような出来事がありながらもなぜコメント主のことを忘れていたかは分からないが、これを思い出したことにより、怒りを増幅させる結果となった。
正直、自慢コメントは糞ほどどうでもいいのだが、問題は攻略動画へのコメントである。この人物は同じ動画に対して、二度も同様のコメントをしているのである。何が気に障ったかは分からないが、よっぽどその動画に痕跡を残したかったのだと思う。実際、私は一回目のコメントを嫌がらせとして報告した。動画投稿者の権限として、ユーザーをブロック(動画へのコメントが投稿できなくなる)したり、コメントを削除したりすることもできた。しかし、これ以上悪印象を抱かれないためにも前述の行為はしなかった。その後、二度目のコメントを受け取るまで該当動画のコメント欄は確認しなかったのだが、おそらくYoutube側が削除したと思われる。それを確認した上での今回のコメントであったのだと考えている。
こんなコメントにいちいち反応していたらきりが無いのは分かっているが、コメントの通知が少ないためにとても気になってしまうのである。私のチャンネル登録者は134人、いわゆる底辺である。何百万人もチャンネル登録者がいて、何万件もコメントが付く大物Youtuberとは訳が違う。通知の不具合でコメントが見られないこともあるが、ほとんどのコメントは目に入ってくる。いくら善意のコメントがあったとしても、悪意のあるコメントが一件でもあればそちらの方ばかりが気になってしまう。
そのコメント主が本当に悪意を持ってコメントを残したのかは分からない。だが、二回も同じコメントをするぐらいなので悪意を持ってコメントしたのだと私は判断する。もしくは、私自身をストレスのはけ口にしているのだと思う。
この記事を書いていたら怒りも収まり、呆れの感情が勝ってきた。私自身も嫌なことがあったときは、SNSなどで他人をはけ口にすることのないよう生活していきたい。
写真もなく、拙い文章でしたがここまで読んでくださった方がいましたらお礼申し上げます。ありがとうございました。